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| 安全製品[2] 防毒マスク | |||||||||
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| ▼有機溶剤とは | |
| 一般に他の物質を溶解させる性質を持つ液体有機化合物を有機溶剤といいます。酒の成分であるエチルアルコールも有機溶剤のひとつです。現在の「有機溶剤中毒予防規則」では、このうちの54種類を規制対象としています。また、有機溶剤そのものではなくてもトルエン入り塗料などのように有機溶剤が入っているものを有機溶剤含有物と呼び、併せて規制の対象としています。 日本での使用量は石油化学工業の発展や需要の増加で1960年代から急増し、実際には500種近くが使われているといわれています。これらの有機溶剤は、様々な製品の製造過程において必要不可欠なものとして広く使用されています。しかし、その便利さの半面、有機溶剤は体内に取り入れることによって急性・慢性の中毒を引き起こすという恐ろしい一面を持っています。
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| ▼防毒マスクの役割 |
| 防毒マスクは、呼吸する環境の空気中の有害ガスをろ過・除去し、清浄な空気で呼吸が行えるようにするための呼吸用保護具です。呼吸缶に入っている活性炭が有害ガス・蒸気を除去します。従って、使用者がいる空気に酸素が18%以上含まれていない現場では使用できません。また有害ガスの種類や濃度がわからない場合も使用できません。 吸収缶は必ず対象ガスに応じたものをお選びください。 |
| ▼吸収缶について | ||||||
| 吸収缶は活性炭の吸着現象を利用して、環境中の空気から有害ガス・蒸気を除去するものです。吸収缶の吸着能力は有限であり、ある量の有害ガス・蒸気を吸着すると吸収缶の飽和現象が起こり、有害ガス・蒸気が吸収缶を通過してしまいます。この現象を「吸収缶が破過する」といいます。「破過した」吸収缶のまま防毒マスクを装着していても、有害ガス・蒸気は吸着されず、吸入してしまうことになります。それを防ぐためには各作業場所の環境濃度や個人ばく露濃度を測定し、使用濃度に適する吸収缶の有効時間を計算・推定し「破過」する前に新しい吸収缶に取り替えることが必要です。 | ||||||
| ▼吸収缶の交換 | ||||||
| 理論計算上の有効時間を過ぎた吸収缶は絶対に使用しないでください。 | ||||||
| 吸収缶の有効時間は使用する有害物質の種類や作業場所の濃度、温度、湿度、作業者の呼吸量、保管方法などにより左右されます。作業環境・作業時間から推測し、十分な吸収能力のある吸収缶を選択して下さい。 吸収缶の使用時間については、当該防毒マスクの取扱説明書及び破過曲線図、メーカーへの照会結果などに基づいて、作業場所の空気中に存在する有害物質の濃度、温度や湿度に対して余裕のある使用限度時間を予め設定し、その設定時間を限度に交換してください。 また、使用中に臭気を感じたり、異常を感じた場合には直ちに新しい吸収缶にお取替えください。 |
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| ▼防毒マスクの規格改正 | ||||||||||||
| 防じん機能を有する防毒マスク用吸収缶 粒子捕集効率試験方法 | ||||||||||||
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| 防じん機能を有する防毒マスク用吸収缶の捕集効率と区分 | ||||||||||||
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| 粒子捕集効率試験での試験粒子は、固体粒子である塩化ナトリウムか、または液体粒子としてフタル酸ジオクチルを使用し、粒径、流量、試験時間ともより厳格な試験となっています。その結果として、3段階に分類され、最も捕集効率の高いものを区分3とし、低いものを区分1としています。 |
| ▼防じん機能を有する防毒マスク用吸収缶<ろ過材>の役割 |
| 吹きつけ塗装や農薬散布などで使用される有機溶剤は、ガス・蒸気の状態と液滴の細かい粒、すなわち霧状の飛沫(ミスト)の状態で存在しています。防毒マスクの活性炭は、有機ガス・蒸気を吸着し除毒しますが、このようなミストは活性炭に吸着させることができません。粒子状物質であるこのミストは、活性炭の目詰まりを起こすだけでなく、より細かなミスとは活性炭の粒と粒の間を通り抜け体内に吸入されてしまいます。吸収缶の内側に塗料の色が現れたりするのはミストが吸収缶を通過したという証拠です。 新たな防毒マスクの規格により「防じん機能を有する防毒マスク」が盛り込まれ、防じんマスクと同様の国家検定試験において、その性能別に2タイプ6種類に区分されました。「防じん機能を有する防毒マスク用吸収缶」の<ろ過材>部分は、有機ガス・蒸気とミストなどの粒子状物質が混在する環境下において粒子状物質を捕集する役割と果たすとともに、活性炭も目詰まりを防いでいます。 3Mでは防じんマスクで培われた不織布技術により、以前より高性能のろ過材を開発してきました。その全てが新たな国家検定試験に合格し、皆様の健康を守っています。 |
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